がんと仕事 : 揺るがない希望の光

今日の目標!

心の隙間に嫌なこと、恐いことが入り込まないように、大切なプロジェクトの報告書完成の瞬間をイメージする。

これは一筋の揺るがない希望の光

暗黒を照らす一筋のレーザービームのイメージ。

どこを照らすか、どの方向か、私にはしっかり見えている。

 

ガン治療中に

『治るわよ、大丈夫よ』

と励まして、座長依頼をしてくださった先生にいつか、報告書をおくりたいと考えている。

私はいろんな事に負けないで、あごをあげて、時々空をみて、前に進む。

そんなふうに生きていく。

私を支え続けてくれる仲間たちとともに。

 

こころの安寧と健康を願う

昨日は毎月恒例の参拝にいった。

お参りすると不思議と心が洗われるそんな気持ちになり、

涙が浮かびそうにもなっていた。

参拝はがんになる少し前に、偶然、すすめてくださるかたがあり通いだした。

通い始め今となっては、こころの安寧にかかせない時間を過ごす場所。

今回、説明をしてくださった方が、 

信じることで救われる。得るものも無くすものもあるといわれたことが、心にのこった。

からだとこころの声に耳を傾け、守っていただける今を大事に生きていきたい。

 

 

乳がんを乗り越える。パワーチャージって大事

心が満たされていたり、納得できる何かをいくつも持っていたりすると、少々辛いことがあっても、越えていけるというようなことが、どこかの本に書いてあった。

今日は1か月ぶりに大好きな仕事にいく。

どんな人と出会えるか楽しみでしかたがない。

苦しんでいる、悩んでいる人の心に添う仕事でありたいと思う。

まれに、高齢者に乳がんサバイバーであること、昨年は5回も入院したことをはなす。

すると、急に、相手は、ハッとした表情となり、私たちの心的距離(こんな言葉あるのかな?)はグッと近くなる。

そんな体験をして、私は生き甲斐というか、私が生きていることの意味を実感する。

また、最近は人間関係の巻き込み事故でとっちめられることが度々あった。

そこで、ここぞとばかりに、いろいろな仲間と夕食を食べに行く。

このときのポイントは、『わぁーい!』と思えるほど美味しいレストランや居酒屋にいくことだ。

ワクワクしたり、心が小躍りする感じ!

こういったことの積み重ねで、パワーチャージ。

こうすると、ストレスのかかり具合もましかな。

がんになる前は、エネルギー切れの自転車操業だったなぁ。

がんになって気がつけた。

パワーチャージって大事。

そういえば、私の親友たちは、よく

パワーをおくります

とメールやラインで励ましてくれていた。

手術の日も、腫瘍マーカーの血液検査待ちでドキドキしてたときも。

こういうことだったのかと、いまブログを書くことで気がつけた。

皆さん、ありがとうございました!

 

今夜は乳がん告知を受けたあと、あたふたしていた私を優しく受けとめ、心に添ってくれた仲間と2人で、評判の焼き鳥屋さんに行く。

南の島にいく飛行機も予約した!

パワーを切らさないように。

 

 

乳がん10年、頑張る鎧を外し生きていく

例年、交流分析を学び、学んだあとはみんなで夕食を共にする。

がんになった年は行かなかったが、翌年に行ってみた。

4年ぶりくらいにMさんにあった。

Mさんは私をみて、普通のおばちゃんになった、いい感じだといった。

前にあったときは、頑張っている、忙しくしているというのが、からだから染み出ていた、好かんかんじとそんなふうなことをいった。

確かにこれまで忙しくて、そんな感じだった。

でも、今は心が楽々だ。

鎧がとれた感じ。

そして、よく、ふーっとため息をつく。

フッ~とため息と一緒に、嫌なものが出ていく感じ。

昔はため息は良くない、つかないようにしていたが、今は、どんどんついている。

ところで、

Mさんは乳ガンの治療病棟で管理者をしていた経験を持つ。

久しぶりの再会にて、仲間も交えビールで乾杯すると、

ビールもいいよ!

楽しく、過ごせる時間が大切!

免疫力があがるから!

といった。

そして、乳ガンを甘くみてはいけない。

10年はみないとと。

10年後何してるだろう。

今もほぼ毎日、胸にてを当てて、治りますようにと願っている。

乳ガンとストレス

昨夜はなかなか寝つけず、夜中に目も覚めた。

親友は鈍感力をつけよう…鈍感力が大事という。

原因は2つ。

1つは私の回りで、さまざま事件(巻き込み事故?)がおこっている。 

仲間と早く嵐が過ぎ去るのを待っている。

もう1つは、ストレスで乳ガンが増大や転移というマウスの実験結果。

一昨年のストレスはすごかった。

なので、乳ガンとストレス、心当たりが大有りだ。

正直、乳ガンといわれたとき、

やっと止まった

とおもった。

もう、走るのはやめよう、やめていいと感じ、

すべての動きを自らとめることができた。

ストレスにさらされ続けた私の体で、がんはずんずん成長した。

乳腺エコーで4ミリのいびつなかたちのものが、半年で17ミリ。

主治医の先生は、この4ミリはがんとは言えない、この中にがんが隠れていたのだろうといった。

さらに、術前にはもう1つ非浸潤がんが発覚。

摘出した浸潤がんの方は、さらに成長し22ミリにもなっていた。

最近、本格的に仕事をはじめたら、

途端にストレスフルな日々。

心の専門家Sさんは、セルフケアが大事といった。

他人のケアはできても、案外、ぼくらセルフケアは苦手かもと。

もっと、もっと、資源を使ってセルフケアをと。

南の島の自然のなかにいたら、少しらくになるかな。

南の島の先輩がいった。

避難してくださいと。

南の島で、命の洗濯。

波で洗い流し、風と太陽で乾かせるかな。

 

無限のかなたにある目標

最近、神谷美恵子さんの『生きがいについて』を読みはじめた。

いろいろ考えるヒントがたくさん書いてある。

じっくり読んでいくつもり。

今朝は、

『人は目標をたて到達されると、大急ぎで次の目標をたてる。結局、ひとは無限のかなたにある目標を追っているのだともいえよう。』

という部分を読み考えた。

私の大きな目標は、まだまだ叶えられない。

ただ、しっかりと、目標を見据えて歩んではいる。

道は間違っていない。

今のペースは牛歩ではあるが。

苦しいことはたくさんある。

しかし、生きていく目標を見失わないようにしたい。

夢は叶えるためにある!

ずっと、そう信じてきた。

これからも、変わらない。

出る杭は打たれるをスルッと越えていく

今日は16回目のハーセプチンを受けてきた。

主治医のプランでは17回目がゴール。

ラストのハーセプチンは7月31日。

長いようで、短かった、化学療法+分子標的薬(ハーセプチン)。

好中球が400切って入院したり、肝機能が600越えたり。ヘモグロビンも8.0だったなぁ。

歩くと息切れして、駅から職場までの6分がしんどかった。

それまで履いていた船底靴MBTが重くて、アシックス乃軽い靴に変えたっけ。

荷物も重かったから、小さめのキャリーで通勤。

今思うと、どんだけ荷物もってたん?という感じ。いろいろあったけど、いろんな人に支えてもらってなんとか越えられた。

私は幸せもの。

がんサバイバーとしてこれからも、元気よくしなやかに生きていきたい。

去年はがんで、今もみえないところで配慮をうけてますね。(新しいことをやろうなんて)わきまえた方がいいですよ。

そんなビックリすることを言われたこともある。

がんサバイバーはこういう経験をよくするらしい。

今日、診察のときに心優しい主治医に、

そんな体験をしたとはなしたら、

出る杭は打たれるですか!

と笑われ、私も笑った。

診察室がさらに明るくなった。

治療が終わりに近づくと、世間の風あたりがつよくなる?と感じている。

ま、人生いろいろだ。