無限のかなたにある目標

最近、神谷美恵子さんの『生きがいについて』を読みはじめた。

いろいろ考えるヒントがたくさん書いてある。

じっくり読んでいくつもり。

今朝は、

『人は目標をたて到達されると、大急ぎで次の目標をたてる。結局、ひとは無限のかなたにある目標を追っているのだともいえよう。』

という部分を読み考えた。

私の大きな目標は、まだまだ叶えられない。

ただ、しっかりと、目標を見据えて歩んではいる。

道は間違っていない。

今のペースは牛歩ではあるが。

苦しいことはたくさんある。

しかし、生きていく目標を見失わないようにしたい。

夢は叶えるためにある!

ずっと、そう信じてきた。

これからも、変わらない。

出る杭は打たれるをスルッと越えていく

今日は16回目のハーセプチンを受けてきた。

主治医のプランでは17回目がゴール。

ラストのハーセプチンは7月31日。

長いようで、短かった、化学療法+分子標的薬(ハーセプチン)。

好中球が400切って入院したり、肝機能が600越えたり。ヘモグロビンも8.0だったなぁ。

歩くと息切れして、駅から職場までの6分がしんどかった。

それまで履いていた船底靴MBTが重くて、アシックス乃軽い靴に変えたっけ。

荷物も重かったから、小さめのキャリーで通勤。

今思うと、どんだけ荷物もってたん?という感じ。いろいろあったけど、いろんな人に支えてもらってなんとか越えられた。

私は幸せもの。

がんサバイバーとしてこれからも、元気よくしなやかに生きていきたい。

去年はがんで、今もみえないところで配慮をうけてますね。(新しいことをやろうなんて)わきまえた方がいいですよ。

そんなビックリすることを言われたこともある。

がんサバイバーはこういう経験をよくするらしい。

今日、診察のときに心優しい主治医に、

そんな体験をしたとはなしたら、

出る杭は打たれるですか!

と笑われ、私も笑った。

診察室がさらに明るくなった。

治療が終わりに近づくと、世間の風あたりがつよくなる?と感じている。

ま、人生いろいろだ。

 

 

 

私の生きがい

今日は親友と飲んで元気をもらった。

同僚が、小児がんを乗り越えた子どもたちたちを送り出すとき、誰よりも幸せでいてほしいと願うといった。

子どもたちと支える人々を想像したら胸が熱くなった。

そのことを、ビール片手に親友とはなしてみた。

慢性疾患専門の重鎮である彼女は、『私の場合、誰よりも幸せでというふうには思わないかも…。』というようなことをいった。慢性疾患は大人だからかな。

まぁ、色々ある。年代によってちがうから。

アルコール片手なので、記憶が不確か…。

私もそうかも。

私は老人が専門なので、がんサバイバーの今も昔も

『高齢者の幸せ』のために仕事をしている。

そうやって、この先も生きていきたい。

 

ウイッグ、いつ外すか

化学療法を2種類、約7ヶ月間うけた。

そーしたら、ほぼ髪がなくなくなった。

私は今もウイッグが相棒だ。

実はベリーショートの髪はすでにある。

先週、13か月ぶりにヘアサロンにもいってみた。

しかし、ウイッグを外すには、あともう少しほしい。

馴染みの美容師さんは、いままで化療後の人を切ったなかで、一番毛量が多い!といっていた。

職場でも仲良しの人にみてもらったら、そーゆう髪型の人もいるよといってくれた。

そのあと、彼女は梓みちよをネットでみせた。

うーん、ありかもしれない。

夏を越えたら外すかな…。

ウイッグをつけると、フェミニン

ウイッグを外すと、ベリーショートのモデル風

あ、ちょっと誉めすぎかな(笑)

 

 

友のエール

人生はニャンとかなるという本を、母の日にもらった。

午前6時前、仕事をやめるかもしれないと、長女にこぼしたら、

あの本を読んだか?と。

そこには、

現実を直視することで、やるべきことが見えてくる

とあった。

そんなに強くない、今日の私である。

そう、ありたいが…。

負けないで、仲間と乗り越えて

と、20年来の親友がエールをくれた。

あすは鑑定を受けることにした。

否定ばかりされる人間関係のなかで、よいものが生まれるとは思えない。

がんにストレスはよくない。

ストレスを吹き飛ばせないなら、つづけるのは考えるべきかも。

健康と家族より大切なものはないと学んだ。

私はどちらに舵を切るべきだろう。

人に頼ってはならない。

今日はそんな風におもった。

のんびり生きていくのも、いいかもしれない。

長女がいった。

私が働いてるからいいんじゃない。

そーいう人生、あるかも。

考えすぎるとどんどん暗くなる。

ともかく、今夜は眠ることにする。

 

 

ユウウツの乗り越え方:『こまめ楽しみ』をいれておく

ユウウツなことを乗り越える方法が思いつきつつある。

あらかじめ、こまめに楽しみ(こまめ楽しみ)をいれておくといいかも。

この場合の楽しみとは、心が大喜びするレベルである。気がつくと『やったー』とか『たのしー』とか叫んでしまうレベルだ。

がんサバイバーになったから、そのような気がしている。

大切にしたいことと、そうでないことがはっきりし、そうでないことについては、やり過ごす感じで。

ただ、手を抜くわけではない。

そんなことをしたら、かえって長引いて、苦しくなることが見えている。

並みでよいのだ。

いつもいつも楽しいことばかりだとよいのだか、生きていると、いや、今の局面は、仕事をしていると、色々な動物(人間性のタイプ)にあい、とっても苦しくなる

並みでよいのだ。

嫌な話はいつか終わる。

必ず。

一方、大切にしていることのときには、特特特上となる。

当然、次々アイデアが浮かび発展する。

ともかく、ワクワクするのだ。

しかし、今日の朝一番は、ユウウツから。

多分、あなたもOK、私もOKとはならない。

かつて、私は、あなたもOK、私もOKをいつもめざしていた。しかし、それは相手によりけり、という基本を体得した。

覚悟して臨む。

ちなみに、私は動物でいくと、

寅。

ただし、おとなしいタイプ。

様々な人生経験が、私をおとなしくて熟慮できる力を備えさせた。

粛々となりたい自分をめざし、広野を歩いていく。そして、いま、私には進むべきところが見えはじめている。